子どもと暮らす。子どもの心に寄り添いたいママのために

想像力やエネルギーに溢れる子ども達、振り回されてしまうパパとママ。いつも一緒に幸せ感じたいですね。ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。

電車の中で子どもがぐずり始めたら。。。交通機関の中での子どものぐずり対策法


電車やバスに乗ってお出かけは楽しいですね。

乗り物の好きなお子さんならテンションが高くなってしまうでしょう。

ところが、乗り物に乗るとぐずり出すお子さんも少なくありません。

どんなになだめてもすかしても、ご機嫌を直してくれない時間は苦痛です。

ぐずってしまった時の対策を考えてみましょう。



年齢別、乗り物の中での子どものぐずり対策



0歳〜2歳くらいのお子さん

まだ言葉もわからず、さっきまで機嫌が良かったのに

どういうわけかぐずり始めてしまった。

オムツは変えたし、お腹もいっぱいのはず。

お話ができないのでぐずる原因がわからず、

周りの迷惑になってしまうと思うと

ついついママの気持ちが焦ってしまいます。



電車の中が蒸し暑い

小さいお子さんは暑がりなので、蒸し暑く不快に感じているかもしれません。

特に寒くなるとついつい厚着にしてしまいがちです。

脱ぎ着のしやすい服にしておきましょう。

また慣れない場所(人に対しても)だと音に敏感なので

驚いてしまうこともあるでしょう。

いろんな原因が考えられますが、まずは慌てないでください。

ママが慌てて不安な気持ちになると、

不思議ですがママの不安が赤ちゃんにも伝わって

さらにむずかったり泣き出したりしてしまいます。

まずはママが落ち着いてくださいね。

「大丈夫だから安心してね、○○駅で降りるからね〜」とあやす振りをしつつ

周りにそれとなく降りる駅をアナウンスしておくと良いですね。

時間の余裕がある時は一旦降りるのもひとつの手ですが、

もしかしたら周りに子ども好きな方がおられるかもしれないので

「うるさくしてすみません。なぜかご機嫌が悪くて。。。」と

周りの方を巻き込んでしまうのも良い方法だと思います。



2歳〜4歳

そろそろ言葉が理解できるので、お話をすると理解できる年齢です。

事前に移動する時間を調べて、その時間にどんな遊びができるかを

予想して準備しておくと良いですね。

それほど長く乗らない場合は、せっかくなので親子でたくさんお話しましょう。

楽しすぎるとついつい声が大きくなってしまいます。

そんな時は声のボリュームの落とし方など、

ゲーム感覚で練習すると良いですね。

お家や公園で遊ぶ時と、公共の場での振る舞いの違いを学ぶのに

電車やバスの中はとても良い機会です。

ご機嫌が悪い時はちょっと落ち着いてから乗り込みましょう。

また前日や事前に、今からどんなところに行くということを

お話しておいて、どんなマナーが必要かを話し合っておくのも良いですね。



4歳以上のお子さん



楽しお話をしたりクイズやしりとりで言葉の感覚を養いましょう

もうむやみに騒ぐ年齢ではないと思いますが、

それでもじっとするのはまだ辛い年齢です。

大きな声を出すな、とか、静かにしなさい!と

頭ごなしに叱るのは簡単ですし、

うるさくしないようにとゲーム機をもたせて

ゲーム機にずっとお守りをさせるのは違うのではないでしょうか。

人は人の中で育って行くもの。

電車やバスは絶好の学習の場です。

その場所にいる時にはどんな注意が必要かを

考えさせて意見をまとめたり議論をするのも良いですね。

せっかくの車窓の景色は、日常見られないものなどもあり

良い学習体験になるかもしれませんね。



電車の中のおもちゃ

あまり荷物は増やしたくないですね。

お気に入りのものをひとつだけ自分で用意させて出かけましょう。

小さくて軽いもの、男の子ならミニカー、

女の子ならぬいぐるみが定番ですね。



絵本

お子さんが興味を持ちそうな絵本を1、2冊持って行けると良いですね。

音の出る絵本もありますが、この場合はやめておいた方が良いでしょう。

ママが読んであげるパターンも良いですが、

お子さんに読んでもらったり、絵本を使ってオリジナルのお話を作るのも良いですね。



電車の中でできること

大変制約される場所ですね。

やはり事前に準備をしておくことをお勧めします。

そしてお子さんを中心に考えた無理のないスケジュールで

コンディションの良い時間帯に電車に乗る、

じっとしていられる移動時間などを決めましょう。





小さな旅でも楽しく移動したいものですね。

マナーが悪いと怒るのではなく、どうしたら楽しく時間を過ごせるか工夫して

お子さんのパターンを予測して、いくつか準備しておくことで

ママも焦らないですみますね。