子どもと暮らす。子どもの心に寄り添いたいママのために

想像力やエネルギーに溢れる子ども達、振り回されてしまうパパとママ。いつも一緒に幸せ感じたいですね。ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。

赤ちゃんは母乳で育てるべきですか?ミルクではダメですか?


赤ちゃんがママのおっぱいを飲んでいる姿は

見ていると本当に微笑ましい光景ですね。

暖かくて優しくて、心がほんわりしてしまいます。



赤ちゃんは絶対母乳で育てるべきでしょうか



赤ちゃんに母乳が良いと言われるわけ

母乳が良い一番の理由は、

ママから最初にもらう母乳には、

生まれたばかりの赤ちゃんを病原菌から守るための

免疫力を高める物質が入っています。

なので最初に口にするものは、ママのおっぱいが一番と言うことです。



おっぱいが痛い

私も母乳育児が一番だと知り、

絶対に母乳で育てようと思っていました。

最初の子が生まれて病院で初めておっぱいをあげた時

まだ目を見えないのに、抱っこするとふがふがとおっぱいに吸い付き

教えてもいないのに力強くチューチュー吸って来た息子の力には

びっくりしましたし、とても感動したことを

今でもはっきりと覚えています。

ところが、私のおっぱいは出過ぎで溜まりすぎ

乳腺炎になるかけるくらいパンパンに腫れ上がってしまいました。

看護師さんがマッサージをしてくださったのですが、

叫び声をあげるくらい痛くて辛い日々でした。

そして、乳腺炎にならないように常に食べるものに気をつけて

おっぱいのマッサージをしてケアに気をつけました。

それは赤ちゃんを産んだばかりの身体には相当きつい仕事でした。



退院してから

実家に居候させてもらっていたため、母に手伝ってはもらいましたが、

夜泣きが続き眠れない日が続きました。

おっぱいも3時間おきと本には書かれていたのですが、

足りないのか1時間、2時間おきに目を覚まして飲んでいたので

身体はヘトヘトになってしまい、心の中は先行きの不安でいっぱいでした。

それでも母乳育児を続けてはいました。



母乳育児のメリットとは



もちろん初乳の免疫力効果が一番です。

他にも、

・経済的なこと

・哺乳瓶の消毒をしなくて済むこと。

・赤ちゃんが泣いたらすぐあげられること。

・母乳は哺乳瓶と違って、簡単に吸っても出てこないので咀嚼する(噛む)力が育つ (咀嚼すると脳が刺激されて発育しやすい)

・母乳をあげると子宮が収縮して早く元に戻り母体が回復するし太りにくくなる。

・赤ちゃんが乳首を吸うので、体温が把握できて健康管理がしやすいこと。

・母乳をあげることで母親としての自覚や愛情が深まること・

などとても大きなメリットがあります。



母乳育児のデメリットとは

・母乳のトラブルが起きやすい。

・ママがおっぱいをあげている間は、風邪薬などお薬を飲んではいけない (なのでお薬を飲まないといけない病気を持っている方はお医者様と十分相談してくださいね。)

・赤ちゃんがどれくらいおっぱいを飲んだのか目で見ることができない

・おっぱいの出が悪かったり、コンディションが良くない場合、

  育てているママにとって大きなプレッシャーとなりストレスとなること。



ミルク育児のメリット

・ミルク育児だと、ママだけでなくパパも他の家族も育児に参加できる点

・赤ちゃんの飲む量が目でわかるので把握できる。

・外出先でもミルクを出して簡単にあげることができる点。

・お母さんの体調が不調な時、お薬を気兼ねなく飲むことができる。

・赤ちゃんが哺乳瓶になれるので、その後の離乳食が割と進みやすい点。



母乳とミルク、栄養に違いはあるの?

以上から、母乳にもミルクにも良い点があり、不都合な点があります。

ミルクの研究は進み、ミルクの栄養も母乳に非常に近づけられているので

栄養面ではほとんど変わらないそうです。

哺乳瓶も、最近のものはママのおっぱいに近い形になり

吸っても簡単には出ないような吸い口の作り方になっているようです。



以上のことから、できるなら赤ちゃんは生後6ヶ月頃までは

母乳で育ててあげたいな、と思います。

でもそのことが原因でママの身体に負担になり

ママが赤ちゃんを育てることができなくなってしまうようなら

ミルクと哺乳瓶と言う選択肢でも十分大丈夫だご考えられます。

母乳をあげる時でも、ミルクをあげる時でも

あげる時は赤ちゃんの目をしっかり見ながらあげてくださいね。